ホームページ制作のディレクターが、テンプレートを勧める理由。

なぜ、長年ホームページ制作のディレクターをしている者が、オーダーメイドのホームページ制作ではなく、テンプレートを勧めるかについて説明していきたいと思います。

理由はいくつかありますが、まずはデザイン面についてです。

どういうことかと言いますと、オーダーメイドでのホームページだからといって、必ずしも良いデザインになるわけではないということです。

なぜかと言いますと、デザインは当然デザイナーが作るので、デザイナーによってデザインが変わりますし、デザイナー以外のポジションの方がいる会社ではデザイナーに会えなくて、依頼者とデザイナーの間に人が入った伝言ゲームのような感じになります。

つまり全く同じイメージの依頼をしたとしても、依頼した制作会社のデザイナーのレベルや、制作方法によってデザインは大きく変わるということです。

デザイナーを含めどういった役割の人がいるか簡単に説明しますと、大きく分けて4つです。
※規模がそれほど大きくない制作会社の場合で説明しています。

営業
デザイナー
コーダー
ディレクター

営業は、新規顧客の開拓やお客さんとの対応をします。

デザイナーは、ワイヤーフレーム(たたき)などをもとにデザインを制作します。

コーダーは、一番聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に言いますとデザインがインターネット上で見えるように構築する仕事です。

ディレクターは、各ポジションのスタッフをまとめ、ホームページ制作の進行管理をしたり、全体的な役割があります。営業がディレクターを兼ねる制作会社も多いです。

かなりざっくりな説明ですが、このような役割分担でホームページが作られ、各ポジションに最小の人数をあてますと4人です。

ただ、依頼者が会って話すのは、営業1人か営業とディレクターの2人だけになることが多く、一般的に全ての役割の方に会うことは少ないです。

つまり、会ったり話したことがない人が制作する側にいるので、ちょっとした伝言ゲームのようなズレが生じることがよくあります。

フリーランスの方で営業・デザイナー・コーダー・ディレクターの4つを兼務して、一人で全てをこなす方だとこういったことは起きないですが、この4つのポジションを一人でこなすのはけっこうハードなのと、職種としてもタイプが違うため、かなり仕事のデキる方でないとどこかおろそかになったりします。

話を制作会社の場合に戻しますが、こういった内容で4つの役割の方たちが分担しながら制作するのですが、せっかくデザイン制作に入ったのに、デザイナーの作成したデザインが微妙だったという場合が多々あります。

この微妙というのが、ただ単にダサいというわけではなく、打ち合わせから依頼者のイメージを汲み取ってイメージの共有ができたのにも関わらず、その依頼者のイメージ通りにならない場合があるということです。

そして、依頼者のイメージ通りにならなかった場合以外にも、そもそも依頼者にデザインを見せるのが申し訳ないと思えるようなデザインがあがってくることもあります。

依頼者のイメージの伝え方なのか、制作会社側の伝え方なのか、デザイナーの捉え方なのか、デザイナーのセンスなのか・・

そういった場合どうするかと言いますと、まず依頼者と担当者で修正内容を考えてデザイナーに修正をしてもらいます。

ただ、修正してもらったデザインがまた微妙だった場合、何度もこういった修正などを繰り返すのですが、いくら修正を繰り返しても大幅には変わらなく、もうどうにもならない場合もよくあることです。

そういった点からでも、オーダーメイドのホームページ制作だからといって、必ずしも良いデザインになるわけではないのです。

それだったら、テンプレートのように予めデザインが分かっている方が安全だったりします。

他にもオーダーメイドのホームページ制作ではなくテンプレートを勧める理由がいくつかありますが、次回以降で紹介したいと思います。

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